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子どもが書道・習字を習うメリット、デメリット

こんにちは。名古屋市、日進市のカルチャースクール『樵雲学園』広報担当です。

幼稚園や保育園などの未就学児や、小学生のお子さんをお持ちの保護者の話題の一つが習い事ですよね?

ママ友の子どもが書道教室に通っているけど、自分の子どもにも習字を習わせるべきか、迷っている親御さんがいるかもしれません。

確かに学校との両立や予算のことなど、何かと疑問や不安が重なれば、実際には躊躇してしまうケースもあるはずです。

そこで今回は習字を習うこと(書道教室へ通うこと)のメリットやデメリットについて、幾つか紹介していきます。


目次[非表示]

  1. 書道・習字教室に通うメリット
    1. 1.きれいな字が書けるようになる
    2. 2.自信がつき向上心が芽生える
    3. 3.集中力がつく
    4. 4.姿勢や礼儀作法が学べる
    5. 5.宿題を自宅でやらないで済む(番外編?)
  2. 書道・習字教室に通うデメリット
    1. 1.予算の負担が増えることもある
    2. 2.子どもの段階で習わせる必要性が感じにくい
    3. 3.服や持ち物が汚れる
  3. 子どもに書道を習わせるなら、メリットとデメリットを見極めて!



書道・習字教室に通うメリット


書道教室添削風景


まずは、気になるメリットからみていきましょう。


1.きれいな字が書けるようになる

書道(習字)を習うことのメリットで最初に思いつくのが、やはりきれいな字が書けるようになることでしょう。

保護者の方が、子どもを書道教室へ通わせる理由や目的にも、汚い字を矯正したい、大人になっても恥ずかしくないきれいな字を書かせたいといったお話をよく聞きます。

実際に書道を習うことにより、バランスのとれた見栄えのよい文字を書く力が鍛えられるため、書道以外でも自然ときれいな字が書けるというメリットが期待できます。


2.自信がつき向上心が芽生える

誰が見てもきれいな字であれば、いざ人前で字を書くシーンに直面しても、自信を持って書けるはずです。
字を見た第三者から褒められることによりさらに自信がつきます。

また毎月昇級・昇段試験がある教室も多いため、昇級・昇段することにより自信がつき、より上の級・段を目指して頑張ろうという向上心が芽生えます。

このように書道を習うことでポジティブな循環が生まれ、子どもの健やかな成長に役立てることが可能になります。


3.集中力がつく

書道を習うことのメリットは、単にきれいな字が書けるということだけではありません。

書道では一字一句の書き順はもちろん、辺のはね方や止め方あるいは文字全体のバランス、さらに文字同士の距離や中心線など、様々な要素を見極める必要があります。

その上、鉛筆で書いた字のように消しゴムで修正もできないため、精神を統一して取り掛かることが求められます。

このようなプロセスを書道で繰り返すうちに、子どもにも徐々に集中力が見についていくのです。



4.姿勢や礼儀作法が学べる

まずは、姿勢。きれいな文を書く為には、正しい姿勢からです。教室にいる間は常に背筋を伸ばし文字を書く為、おのずと正しい姿勢を身につけることができます。

もう1つ忘れてはならないのが、礼儀作法。書道では講師への挨拶にはじまり、書く際の正しい姿勢や道具のそろえ方、さらに終わった後の片付け方まで、様々な作法を学びます。

大人になっても社会生活で必要不可欠な姿勢や礼儀作法を、子どもの早い段階で準備をすることができれば、家庭でのしつけの負担も少なく済むはずです。



5.宿題を自宅でやらないで済む(番外編?)

これはあくまでも、親の意見ですが…

夏休みの習字の宿題や冬休みの書き初めの宿題を、指導していただける教室が多くあります。

自宅で練習するとなると、新聞を広げて墨が落ちないように細心の注意を払い、書かせなければなりません。

学校によってはお手本も配られないため、親子ともども苦労することがあります。

その点書道教室に通っていれば、教室で指導してもらい書き終わってくるため、親としては大助かりです。


書道・習字教室に通うデメリット


書道セット


続いてデメリットです。習字教室に通うデメリットはそんなに多くありませが、通う上で知っておいた方がよいことをお伝えします。



1.予算の負担が増えることもある

どんな習い事でもそうですが、必ず費用がかかるものです。

書道(習字)を習うことでも例外ではなく、それなりの予算を準備する必要があります。

一般的に書道教室は、他の習い事に比べて比較的月謝が安い傾向にあり、メリットとしてあげられることもあります。

しかし、書道では指導料に加え、習字道具にも費用がかかります。

また半紙や筆あるいは墨汁などは消耗品なので、ランニングコストの面でもデメリットに感じるかもしれません。

さらに書道展や書道コンクール等に熱心な書道教室であれば、そのための参加費や運営費を求められるケースもあります。

いずれにしてもこのような費用面についての負担は、書道教室ごとに軽重に幅があるので、まずは自分の予算に見合った教室を探すことが大切です。



2.子どもの段階で習わせる必要性が感じにくい

先述したように、書道(習字)を習うメリットの中には、大人になっても役立つことが沢山あります。

しかし裏を返せば、大人になってから習ってもよいはず。

子どもに書道(習字)を習わせるのであれば、その分の予算や時間を英会話や学習塾あるいはスイミングやサッカー教室など、他の習い事に振り分けたい、このように考える親御さんがいても不思議ではありません。


書道(習字)を子どもが習いたくないのであれば、無理をして習わせるのは避けた方が無難でしょう。

子どもは親の気持ちを薄々察するものであり、結果的には書道(習字)を続けるモチベーションを下げ、子どもの成長に与える効果もあまり期待できなくなるからです。

親に行けと言われて通っているという子どもは、なかなか上達しないものです。

子どもに書道(習字)を習わせるのであれば、しっかりとした理由や目的あるいは動機が必要と言えます。



3.服や持ち物が汚れる

すでに小学3年生以上のお子さんをお持ちの保護者の方なら実感があると思いますが、墨は中々落とすことができません。

墨がついた直後なら落としやすいですが、1時間のおけいこを終えて帰ってきた服に墨がついていると、落とすことは容易ではありません。

書道(習字)教室に通うのであれば、あらかじめ汚れてもよい服で行き、汚してきても子どもを怒らない覚悟が保護者にも必要でしょう。



子どもに書道を習わせるなら、
メリットとデメリットを見極めて!

ここまで紹介してきたように、子どもに書道(習字)を習わせることのメリットには、様々なものがあります。

特に大人になってからも役立つメリットが多いのは、注目すべき魅力と言えるでしょう。

その一方で、費用やタイミングなどの面では、デメリットに感じるケースもあります。

いずれにしてもメリットとデメリットを見極めた上で、子どもが快く書道(習字)を習える環境を整えることが大切です。


樵雲学園では3歳から入会可能な子ども向けの書道教室を開講しています。

興味のある方はぜひ田中書道学院HPをチェックしてみてくださいね。


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