
子どもに習字・書道を習わせるなら何歳から始めるのがいい?
こんにちは。名古屋市、日進市のカルチャースクール『樵雲学園』広報担当です。
子どもに何か習い事をさせたいけれど、何をいつから始めさせるのが良いのかは悩ましい問題です。
早めに始めた方が良い習い事もあれば、ある程度の年齢になってから始めた方が良い習い事もあります。
子どもの習い事の定番である書道はいつから始めるのが良いのでしょうか。
子どもにいつから書道を習わせたら良いのか、書道を習わせることによって得られる効果などについて解説します。
子どもの習い事にはさまざまな種類がある
子どもの習い事にはさまざまなものがあります。
運動系であれば水泳、野球、サッカー、テニス、スキー、スケートなどがあり、芸術系であれば楽器や歌、絵画、バレエ、ダンスなどがあります。
さらに、英会話や学習塾なども入れると、数えきれないほどの種類があるといっても過言ではありません。
そのような中で、子どもの習い事の定番として書道やそろばんは、いまだに根強い人気があります。
親や祖父母世代にもなじみがある習い事であるため、習わせやすいということもあるでしょう。
運動や楽器などの場合と違って、高価な道具を揃える必要がないことも人気の理由の一つかもしれません。
子どもの習い事として習字(書道)が選ばれる理由とは?
さまざまな習い事がある中で、なぜ書道が選ばれているのでしょうか。
もちろん、字がきれいに書けるようになるために習わせるということはあるでしょう。
字がきれいに書けると子どもは自信が持てるようになります。
学校の先生や友だちに字を褒められたり、一目置かれたりすることで、さらなる自信にもつながります。
和の習い事である書道によって、日本の伝統的な礼儀作法や立ち居振る舞い、正しい姿勢などが身に付くことも期待できます。
さらに、書道は集中力を身に付けるにも効果的です。目の前の紙と筆に集中し、上達するまで何度も繰り返すことで、集中力だけでなく忍耐力も培われます。
子どもたちにとって、パソコンやスマホは生まれたときから身近にあるものです。
今後、字を手書きする機会はますます減るかもしれません。
しかし、字は一字一字手で書いてこそ覚えられるものです。
また、字は書くという行為そのものにさまざまな効果があるとされています。
字を書くには、指先で筆記具を操り、微妙な力加減やバランスをコントロールしなければなりません。
指先の微妙な感覚を司るのは脳です。つまり、字を書く行為は脳を刺激し、活性化するのです。
さらに、正しく美しい文字を書くには、紙の上での字のバランスをイメージする必要があります。美的センスや想像力の鍛錬にもなります。
習字(書道)はいつから始めるべき?
では、子どもはいつから書道を習い始めることができるのでしょうか。
子どもの成長には個人差があり、教室によっても違うので一概には言えませんが、3歳くらいの年少から始めるられます。
ただし、年少の場合は墨を誤飲したり、服や体を汚したりしてしまう可能性もあるので、筆ではなく鉛筆での硬筆から始める教室もあります。
また、入学前までは墨を使わずに水で書くお習字「水書」で練習する教室もあるようです。
硬筆の場合も、毛筆と同様に集中力や忍耐力、正しい姿勢や礼儀作法などが身につきます。
鉛筆の正しい持ち方、字の書き方を早い段階で身につけておくことで、小学校への入学準備にもなります。
まずは硬筆から始めて、文字を書く楽しさから知るのもよいきっかけとなります。
また、上級生たちが毛筆の練習に真剣に取り組む姿を目の当たりにすることで、毛筆に興味を持ち、自分も早くやってみたいという気持ちも芽生えるでしょう。
文字以外の効果もある!
書道教室では最低30分ほど、じっと座って文字を書く練習をします。
なかなかじっと座っていられない落ち着きのない子どもでも、毎週おけいこをすることにより、少しずつ集中して文字を書くことができるようになります。
書道はいつからでも始めるられますが、3歳くらいから始めることで脳が活性化するなど、さまざまな良い効果が生まれます。
また、子どもの頃から始めて、一生の趣味として続けている人も少なくありません。
字がきれいになるだけでなく、人生を豊かにする書道は子どもにおすすめの習い事です。
まとめ
いかがでしたか?子どもに人気の習い事の一つの書道。早くから始めると、様々な良いことがあります。
子どもの習い事としてではなく、大人の習い事としても根強い人気があります。
3歳くらいの子どもが習い事を始めるには、親の付き添いが必要な場合もあります。子どもと一緒に親子で書道を習うと新たな発見や喜びがあるかもしれません。
樵雲学園が運営する『田中書道学院』では満3歳から硬筆や毛筆が始められます。興味のある方は、一度見学や体験などをされてみはいかがでしょうか?