子どもの習い事 何がある?いつからはじめる?
こんにちは。名古屋市、日進市のカルチャースクール『樵雲学園』広報担当です。
春休みに入り、新学期が待ち遠しいお子さんも多いのでは?
または、4月から新1年生!とか幼稚園や保育園などに入園でわくわくしているお子さんも沢山いらっしゃいますよね。
しかし、子どもの気持ちとは裏腹に4月以降何か習い事を始めた方がよいのかと、悩まれる保護者の方も多い季節です。
子どもに何か習い事をさせたいけれど、何を、何歳から習わせ始めたら良いのかは悩ましい問題です。
子どもが自分からやりたいことを主張してくれれば、始めさせやすいでしょうが、そうでない場合はどうしたら良いのでしょうか。
習い事によっては早めに始めた方が良いものもあります。
今回は子どもの習い事を始めさせるタイミングについて、解説します。
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子どもの習い事の種類はいろいろある
習い事といっても、子どもの習い事は大人と同等かそれ以上にさまざまなものがあります。
親世代が子ども時代の習い事の定番といえば、水泳、野球、英会話、書道、ピアノあたりでしょうか。
自分が習っていて楽しかったから子どもにも習わせたい、と考える人もいるでしょう。
逆に、自分が習いたかったのに習わせてもらえなかったので、子どもには習わせてやりたいと考える人もいるかもしれません。
子どもの習い事は、情操教育や体力作りなど目的はさまざまでしょうが、子どもがやりたいことを見つけ、可能性を伸ばす機会にもなります。
できることならより良いタイミングで子供に合った習い事をさせてやりたいものです。
最近の習い事は親世代の定番の習い事以外にも、さまざまな種類があります。
幼児期から始めることが多い習い事をいくつかご紹介します。
1.運動系
- 水泳
- サッカー
- テニス
- 体操(新体操)
- 野球
- 卓球
- ゴルフ
- フィギュアスケート
- 空手
- 少林寺拳法
上記以外にもスキーやスケートと言ったウインタースポーツや、ボルダリングといった新しい競技など様々な教室があります。最近ではワールドカップの影響で、ラグビーを習う子どももいます。
武道は礼儀作法が学べたり、護身にもなるため親が習わせたいと思うことも多いようです。
一流のアスリートは、幼いころからスポーツに親しんでいる人が多いようです。
1つの競技に集中していたというアスリートもいますが、幼い頃は色々なスポーツをしていたというアスリートも多く見受けられます。
2.芸術系
- ピアノ(リトミック)
- バイオリン
- 絵画教室(工作教室)
- バレエ・ダンス・チアダンス
- 書道(習字・かきかた)
音楽は早めに始めた方が、音感が育つとも言われています。
バレエやチアダンスは衣装がかわいいので、女の子に人気の習い事の1つです。
3.勉強系
- 英会話
- 幼児教室(学習塾)
- そろばん
- プログラミング(ロボット教室)
入園前から始められる習い事で人気なのが幼児教室です。親子教室が多く、音楽、芸術、勉強を総合的に学ぶことができます。
本当に種類が多く、何を何歳から始めたら良いのか悩ましいところです。
子どもに無理強いは禁物!
子どもの成長には個人差があります。
活発で自己主張の強い子もいれば、引っ込み思案でなかなか言葉を口にしない子もいます。
兄姉がいる子の場合は、兄姉が習っているのと同じ習い事をやりたがることが多いようです。
いずれにしても、習い事が長続きして上達するには、子どもが自ら興味を持ってやりたがっていることをやらせることです。
親が習わせたいことを無理強いしても、結局子どもにその気がなければ続きません。
自己主張せず、何に興味があるのかわからないという場合は、その子の様子をじっくり見てみましょう。
何かに黙々と熱中していることがあれば、それがその子の好きなことであり、やりたいことかもしれません。
子どもの習い事は体験会を開いている教室が多くあります。
まずは体験をしてみて子どもの様子をみてみるのも良い方法です。
習い事によって始めるべきタイミングが違う
習い事には早く始めた方が良いものもあれば、あまり早くから始めない方が良いものもあります。
1.早く始めるとよいと言われている習い事
子どもの神経は4歳までに80%、12歳頃までにほぼ100%出来上がるとされています。
一般的に音楽に必要な絶対音感は6歳までに訓練しないと身に付かないといわれています。
したがって、楽器や歌など音楽に関する習い事は3歳から4歳くらいから始めた方が良いでしょう。
運動系の習い事も4歳になる前くらいから始めておくと、運動神経の発達促進が期待できます。
さらに、水泳などは一度身に付けてしまえば体が覚えているものですし、基礎体力や心肺機能の強化にもなります。
幼い頃にこれらを鍛えるべく、年少ぐらいから始めると、長じてほかの競技をするにも有利です。
英会話などの語学も始めるなら早い方が良い習い事です。
0歳児から英語を聴いて耳が慣れていると、英語の習得が早いといわれています。
日本語と英語の区別がつかない状態で聴くことで、音をそのまま受け入れ、発音もスムーズにできるようになるのです。
未就園児から始められる習い事は親子教室が中心で、子ども自身が理解して行動するというよりは、脳を刺激し、情緒の発達を促す内容が多く見受けられます。
特に未就園児の幼児教室では上記内容を総合的に体験できる教室が中心となます。
2.ある程度会話が理解できる年齢から始めた方がよい習い事
サッカーや野球などのチームプレーは集団の中での協調性が身に付き、ルールを理解できる年齢になってからの方が良いとされています。
個人差はありますが、4歳以上の年齢に達してからの方が良いでしょう。
また、そろばんや書道なども小学校の入学前や年少から年長くらいの時期から始めておくと、読み書きや数字に慣れて入学後の授業への備えにもなるでしょう。
子どもの習い事は始めるタイミングを見極めよう!
子どもの習い事にはさまざまなものがあり、早めに始めた方が良いものもあります。
ただし、子ども自身がやりたがらなければ、どんな習い事も身に付かないばかりか、習い事が苦痛になってしまいます。
短期間で辞めてしまうと、身につく前に辞めることになるため効果は期待できません。
また、習い事によっては1度嫌がった習い事でも、成長と共にやりたくなることもあります。
親は日頃から子どもの興味や関心、やりたがっていることは何かを良く見極めて、子どもが喜んでやりたがる習い事を見つけ、最適なタイミングでやらせてあげるようにしましょう。
一般的に何歳ぐらいから習い事を始めているのかについてはこちらの記事をどうぞ