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書道の段位、実は履歴書に書ける!求められる書道のスキル・資格とは

こんにちは。名古屋市、日進市の書道教室『田中書道学院』 広報担当です。

みなさん、書道のスキルを証明することが出来る資格があるのをご存知ですか?
私も、この仕事を始めるまでは、履歴書に書ける書道関連の資格があることを知りませんでした。

美しい字を書ける方は、社会人の中にもそれほど多くないため、書道のスキルがあるだけで就職活動の書類選考で一目置かれるようになります。

読みやすく丁寧に書かれた手書きの書類は、読んだ相手に信頼感をもたらすため、多くのメリットを得られるといえるでしょう。

こちらでは、これから書道を始める方のために、書道のスキルと資格がどのようなシーンで役立つのかをお伝えします。

書道の先生を目指す場合に限らず、キャリアのためにも役立つシーンが多い書道の資格。ぜひ美しい字が書ける日を目指して、書道の勉強を始めてみてください。


目次[非表示]

  1. 履歴書で「書道」をアピール!求められるスキルは?
  2. 資格の有無に関わらず「字がキレイ」だと得が多い
  3. 学校で書道を教えたいなら「教員免許」が必要
  4. 文部科学省後援の「書写技能検定」も人気の資格
  5. まとめ



履歴書で「書道」をアピール!求められるスキルは?

就職活動や転職活動で書道のスキルをアピールしたいなら、ぜひ履歴書にお持ちの資格を記入してみてください。

まず、書道団体で認定された「段位」や「師範」などの資格は、インパクトのあるアピールポイントにはなるものの、資格欄に記入できません。
そのため、特技欄に記入して、面接中にアピールしましょう。
このとき、長年にわたり書道を続けている方は、継続している年数も記入しておくことをおすすめします。

履歴書の資格欄に記入できるのは、主に文部科学省後援の書道資格です。
たとえば、「書写技能検定」はその一例となります。段位や師範の資格と合わせて取得している方は、より書道のスキルをアピールすることにつながるでしょう。

ただし、就職活動や転職活動で書道のスキルをアピールするとき、もっとも大切なのは履歴書やエントリーシートに読みやすくてきれいな字を書くことです。
段位や師範をはじめ、さまざまな資格が頼りになりますが、まずは手書きの書類を丁寧に作成することを心がけましょう。


資格の有無に関わらず「字がキレイ」だと得が多い

手書きの履歴書やエントリーシートは、きれいな読みやすい字で記入することが大切です。

PCで誰でも簡単に書類を作成できるようになった現代においても、就職・転職活動で履歴書やエントリーシートを手書きで作成させ、採用の判断材料としている企業が少なくありません。

必ずしも達筆でなければ合格できないということはありませんが、書類を受け取った方が読めないような字や、丁寧さに欠けるような書き方は、ご自身の評価を下げることにもつながりかねないのです。

ところが、ほとんどの社会人には、普段からきれいな字を書く習慣がないのが実情です。
そのような中で、美しい字が書かれた書類は、ひときわ注目を集めやすいと言えます。

仮に書道にまつわる資格を所有していなかったとしても、書類の字がキレイだというだけで、応募者の中でも一目置かれる存在となるでしょう。

手書きの字がきれいであることは、信頼感のある印象につながります。
書道にまつわる資格は、持っているに越したことはありません。

しかし、資格の有無にかかわらず、美しい字を書けるというだけで、基本的に得をすることが増えるのです。


学校で書道を教えたいなら「教員免許」が必要

学校の授業で中学生や高校生に書道を教えるためには、「教員免許」が必要です。

それに対して、書道の民間資格である「師範」は、各書道団体から認定されるものです。
書道教室において指導者レベルの技術が認められたものではありますが、こちらの資格を取得するだけでは学校で書道を教えることができません。

学校で書道を教える仕事をするためには、大学で教職課程を履修して、教員免許を取得しましょう。

民間資格である「師範」は、それぞれの書道団体によって難易度が異なります。
民間の書道教室でレッスンをするために取得しておくと、その流派における知識や技術の証明ができる点で役立ちます。
学校で書道を教えるために必須の資格ではありませんが、必要に応じて取得しましょう。


文部科学省後援の「書写技能検定」も人気の資格

文部科学省が後援している書道の資格に「書写技能検定」があります。
こちらは履歴書の資格欄にも記入ができるため、書道のスキルをアピールしたいときに活用できる、人気の資格です。

社会人が取得しても大きなメリットを得られますが、学生が取得すると一部の学校で入試の加点になるなど、公的な場でも認められています。

さらに、書写技能検定を取得することで、特定の学校での増加単位として認定されるのもメリットです。

たとえば、「硬筆書写技能検定」2級を取得すると「書道Ⅰ」の1単位に認定され、「毛筆書写技能検定」2級を取得すると、「書道Ⅰ」「書道Ⅱ」「書道Ⅲ」のうち1つに2単位が認定されます。

就職・転職活動で書道のスキルを生かしたいときや、ご自身で書道教室を開きたいときなど、書道にまつわる資格をお探しの方はぜひチャレンジしてみてください。


まとめ

書道のスキルが生かせるシーンや、持っておくと役立つ資格についてお伝えしました。

書道教室に通って取得できる「段位」や「師範」などは民間資格ですが、レッスンをする立場になると役立つことがあります。

一方で、文部科学省後援の「書写技能検定」は、履歴書の資格欄にも記入できるものです。ご自身のキャリアに必要な資格を取得してみてください。


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