フラリエ栄受講者インタビュー ~前編~
本日はフラリエ栄に通われている秋山祐也さんにインタビューをさせて頂きました。
秋山さんは秋山雙峰という名前で書家として活躍され、日本を飛び出し海外でも出展するなどワールドワイドな活動をされていらっしゃいます。
インタビュー当日は作品まで持ってきていただき広報としても楽しませてもらいました。書家の活動って?なんで書家になったの?など、素朴な疑問を聞いてきました。
① 自己紹介をお願いします。
秋山祐也と申します。
② 普段は何をされていますか?
職業は今年の6月に会社員を辞めて書家になったところです。
③ 田中書道に通うようになったきっかけは何ですか?
秋山:子供の頃に田中書道に通っていたのがきっかけだと思います。
広報:子供の頃から通ってくれていたんですね。ありがとうございます。
秋山:確か小学3年生だったかな。そこから6年ぐらい通いましたかね。確か中学2年生まで通っていました。その時は特待生まで行って、そのあと大人の教室に変わってねと言われて。
確かそのあたりで部活も忙しくなったので一度辞めてしまったんです。
それから、大人の教室に通いだしたのは7年前ぐらいからですね。30過ぎてからだと思います。
またちょっとやりたいなと思って教室を調べていたら、田中書道さんをみつけまして、以前通っていたこともあり馴染みもあったので入会しました。
広報:そうだったんですね。ありがとうございます。
ちなみに中学生の頃の部活は運動部だったんですか?
秋山:そうですね。ソフトテニスをやってました。
広報:私もです(笑)
④ 実際に入会されての感想
秋山:大人の書道ってなったときに、結構年齢層が幅広かったりとか、女性のほうが多いのかなとか思ってたんですけど、最近は若い男性の方たちもまとまって入会されたりとかしてたので、書道に対しての意識が少しずつ高くなってきているのかなと感じています。
広報:やっぱり色んな時間で教室を展開していますけど、曜日や時間によって通われる年齢層は変わってきますね。やはり平日の早い時間帯は主婦層と50、60代の方が多い印象です。逆に土日は男性の方も結構いらっしゃいますね。
⑤ 講師の印象はいかがですか。
秋山:入会してからずっと同じ先生なんですけど、やっぱり先生の人柄が一番だったかなと思いますね。
あと、フラリエは割と栄町の時からそうだったんですが、一緒に受けてる生徒の方たちは結構まじめな方が多い印象で黙々とやる方が多いんですけど、たまに振替で名駅教室にいくと印象の違いに驚くこともありますね。
名駅教室は、もちろん皆さんちゃんと練習されているんですけど、会話もあったりして賑やかな感じです。でもちゃんと締めるところは締めてるみたいな。
その時の時間帯や教室によって雰囲気がいい意味で変わってくるのは面白いですね。
広報:秋山さんも先生として活動してらっしゃるので参考になるところや、逆に自分だったらこうするなという考えもあったりしますか?
秋山:そうですね。どっちかというと自分ならこうするというよりは影響を受けているところが多いかなと思いますね。
あんまり厳しくしすぎないというか、押さえるところはちゃんとお伝えするようにしていますが、でもやっぱり書くことを楽しくやってほしいなと思いますので。あんまり堅苦しくならないように、そういうところ両方の教室の先生から感じとっています。
広報:私も最初のほうにインタビューさせて頂いた生徒さんをみていて、秋山さんが仰ったような雰囲気というか、楽しく続けてもらう事が習い事で
重要なんだろうなって思いました。技術よりもここの空間を楽しんでもらう事が一番なのかなって。
⑥ 田中書道教室にお通いになって、普段の生活に役立って(活かされて)いることはありますか。
秋山:特にボールペンとか筆ペンを使って字を書く練習は凄く実用的だなって感じていて、特にハガキとかは年賀状を書くタイミング(インタビューは12月下旬に行われました)でもあるので、凄い活かせてますよね。
検定試験でも宛名書きとか、裏の文面とか試験に出てくるぐらいなので、ああいうのはいいですよね。
広報:季節とかそういったタイミングに合わせてできるのはいいですよね。
⑦ 「書道」の好きなところを教えてください。
秋山:芸事って色々ありますけど、書道は自分の書きたいものを表現できる手段の一つですし、海外に行って思うのは日本語にしかないもの、特に漢字なんかは文字一つに意味を持っているので、漢字の意味も含めて表現できることが一番好きですね。
あとは見てくれた人が凄いねって言ってくれることですかね。最近書いてるところを、たまたま何人かに見てもらう機会があったんですが、印刷したみたいだねって皆言ってくれるんですよ。
広報:出来上がった作品だけを見るとそう見えちゃいますよね。でも実際に書いてるところを見ると、ああ本当に書いてるんだと。
秋山:そうです。同じ日本に住んでいる人達にでも、書道の技術的な部分を評価してもらえるっていうのは楽しかったですね。
広報:秋山さんの作品を拝見させて頂きましたが、アート的な部分が混ざっているというか言葉の持つ意味が分かるような作品を意識されているのかなと感じました。
秋山:書道として捉えたときにちょっと堅苦しさというか、敷居の高さを皆さん感じているような気がしていて、だからもう少し普段の生活に書道がなじみやすいようにということで、黒じゃなくて色んな色を使うようにしていますね。
広報:作品を見ると書道って堅苦しくないんだっていうのは伝わります。書道に興味がない層でも書道に興味を持ってくれそうで、書道の幅が広がっていきますね。