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算数好きな子に育てるために幼児期にすること

こんにちは。名古屋市、日進市のカルチャースクール『樵雲学園』広報担当です。

小学校入学後、算数が好きな教科になって欲しいなと思う保護者の方は多いのではないでしょうか。
特に、算数が苦手だったお母さん達は思いがちですよね。

今回は算数好きな子になるために、小学校入学前の幼児期に練習、鍛えておいた方がよいことをご紹介します。


目次[非表示]

  1. 小学校入学までに算数は何をすべき?
    1. 小学校入学までに身につけておきたい算数(かず)に関する知識
  2. 幼児期に行う算数・かずの練習
    1. 1)具体的な物をみて「かず」を認識する
    2. 2)「数字」と「かず」を認識する
    3. 3)具体的な物と「数字」を認識する
  3. 数のイメージを育てる
  4. 数のイメージ(数観念)の育て方
  5. まとめ


小学校入学までに算数は何をすべき?


「算数好き=計算が得意」と考え、幼児用算数ドリルなどを購入したり、計算問題を練習させたりすればよいのかなと思っている方、これは逆効果なので注意です !

算数好きに育てるには順番ステップアップする必要があります。


小学校入学までに身につけておきたい算数(かず)に関する知識

  • 1から100までの数が言える
  • 1から10までの数がわかる
  • 数の多い少ない(大小)がわかる
  • 簡単なたし算、ひき算ができる


数が「言える」と「わかる」は大きな違いがあります。
例えば、子どもとお風呂に入っているとき、「100まで数えて出ようね。」と言って100まで数える練習をしている方も多いのでは?
これは100までの数字を理解しているわけではなく、歌を歌えるのと同じで唱えているだけなのです。
50と30どちらが大きい数字なのか理解したり、具体的な物を10個取るといったことはできません。
この「数がわかる」を理解しないと、その先のたし算、ひき算といった計算には進めないのです。

では、どういった練習をすればよいのでしょうか。



幼児期に行う算数・かずの練習


数がわかるようになるためには、順を追って身につける必要があります。


1)具体的な物をみて「かず」を認識する

「かず」を認識させるには、日常の生活で具体的な物を見せながら「かず」を認識させます。

例えば、おやつにクッキーとおせんべいをそれぞれ3こずつ並べて、それぞれ「3こあるね。」と言いながら認識させます。

この時、クッキーとおせんべいをミックスして3こ並べると、子どもには別々のものと認識してしまうため、種類を同じにして「かず」を認識させます。


2)「数字」と「かず」を認識する

1から10までのかずを順番に数える(数唱)の練習をします。

言えるようになっただけでは、「数字」はまだ認識でいません。

「さん」はどれ?と聞くと「5」という数字を指す。といった状態です。

カレンダーや時計を使い、数を数えたり、トランプを1から10まで並べたり、といった練習を行うことにより、かずと数字を認識します。


3)具体的な物と「数字」を認識する

最後に具体的な物と「数字」が一緒であることを認識する練習を行います。
例えばお皿を3枚並べて、「3」と書いてある数字をみせる。といった練習をすることにより数量感覚を身につけていきます。


ここまで認識できると、下記のような練習ができます。

  • あめを5個用意し…
  • 3個と2個に分けてどちらが多い?
  • 4個に1個加えると何個?
  • 5個から2個取ると何個残る?

といった遊びができ、数の大小やたし算ひき算もできるようになります。

特に5の「合成・分解」までできるようになると、小学校で算数を楽しく学べるでしょう。


数のイメージを育てる


数のイメージ数観念



このようなステップを踏むことにより数のイメージ「数の観念」を理解することができます。

数の観念が理解できようになると、数の大小、たし算・ひき算と言った計算へとスムーズに進めます。

早くからプリント教材などで計算を教えてもこの「数の観念」が理解できていないと、
「3+2=□」とみたら「5」と書く
という暗記になってしまい、いずれ計算でつまずくことになります。

実際の具体物を見ながら練習を行うことで、「数の観念」が理解できるのです。


数のイメージ(数観念)の育て方


百玉そろばん


生活の中に取り入れることで「数の観念」を練習ができますが、物を用意するのが大変!なかなか時間が取れない、という方には「百玉そろばん」や「計数そろばん」といった、実際そろばん玉(=具体物)見ながら練習できる教材使うおススメです。

最近ではアプリなどのデジタル教材もありますが、パチパチとはじく・動かす感覚は指先を刺激し、より効果を感じられるでしょう。
玉をはじいて計算をすることが好きになった子は、普通のそろばんにもスムーズに移行でき、計算好き、そろばん好きになる子が多いですよ!


まとめ

小学校入学までにつけておきたい算数に関する知識とその身につけ方についてご紹介しました。

計算問題を沢山こなすのではなく、日常生活で沢山「かず」に触れさせ、数のイメージ「数観念」を養うことが重要です。


名古屋市、日進市を中心に教室がある、樵雲学園の「田中そろばん学院」の幼児対象キッズコースでは「計数そろばん」と「キッズパズル」を使って、数をイメージする「数の観念」の理解を深めます。


計数そろばん


「計数そろばん」は「百玉そろばん」と違い30玉なので、持ち運びにも便利。


キッズパズル


「キッズパズル」は数字の認識に加え、丸や四角と三角といった図形の学習や、仲間分けなどにも使える優れた教材です。


そろばんキッズコース



小学生になったらそろばんを始めようかなと思っている方にもおすすめです。

「5の分解・合成」がしっかりできていると、そろばんをスムーズに始めるられます。

子どもには算数好きになって欲しいけれど、教える自信がない。教える時間がない。といった保護者の方。ぜひ一度無料体験に来てみませんか?


  キッズコース(幼児)|愛知県名古屋市・日進市の田中そろばん学院 田中そろばん学院のキッズコース(幼児)は、3歳から年長のお子様までが通える教室です。少人数制で、数に関することや鉛筆の持ち方について楽しく指導します。体験は予約制ですので、事前にお問い合わせください。 https://www.0-0000.jp/kids/





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