字をきれいに書く方法 何から始めればよい?
こんにちは。名古屋市、日進市の書道教室『田中書道学院』 広報担当です。
大人になってくると、なぜか文字をきれいに書くことが出来なくなってきたと感じる人もいることでしょう。文字を書くことにコンプレックスを抱くようになると、人に文字を見られることが恥ずかしくなったり、年賀状や暑中見舞いを書くことも億劫になってきますよね。
今回は、きれいな文字が書けるようになりたい。でも、何から始めたらよいかわからないという人のために、文字をきれいに書く方法について解説します。
目次[非表示]
- 1.書く前を見直そう
- 1.1.ペンの持ち方を見直す
- 1.2.姿勢を見直す
- 2.基礎を学ぶ
- 3.書道教室のメリット
- 4.書道教室の選び方
- 5.文字をきれいに書くことの大切さ
- 6.まとめ
書く前を見直そう
きれいな文字がなかなか書けないという時、文字を書く以前の部分を見直すことで、文字が変化することがあります。きれいな字の約8割は、姿勢やペンの持ち方といった、書くより以前の段階であるとも言われています。
- ペンの持ち方
- 書く時の姿勢
ペンの持ち方を見直す
まずはペンの持ち方から見直してみましょう。なぜなら、文字をきれいに書くことが出来ない原因には、ペンなど筆記用具の持ち方が間違っているというケースもあるのです。
間違った持ち方をしてしまうと、余分な力が入ってしまい、ペン先を滑らかに動かすことが出来ないのです。
正しい持ち方は、親指と人差し指、そして中指を使ってふんわりと優しく持つことが大切です。
この時に、ついつい握ってしまいそうですが、そうではありません。指はそっと添える程度にするといいでしょう。
また、選ぶ筆記用具によっては、その持ち方を微妙に変えることが必要です。
日常生活で頻繁に使う機会が多い鉛筆の場合は、親指は軽く添える程度にして、人差し指と中指をリズミカルに動かすことが大切ですし、ボールペンの場合は、親指と人差し指で包み込むように持つことで書きやすくなります。
そして、年賀状を書く時などに使う筆ペンは、人差し指と中指で挟むように持つと、筆先を自由に動かすことが出来て、しなやかな文字などが書けるようになるのです。
文字をきれいに書くためには、練習方法を探す前に、筆記用具の使い方について意識することも大切です。そして、練習する際に、自分に合った筆記用具で練習することをおすすめします。
姿勢を見直す
文字を書くとき、どのような姿勢で書いていますか?体が曲がっていたり、足を組みながら書いたりしていると、きれいな文字を書くことはできません。
文字を書く際の自分の姿勢を、下記のリストと比較してみてください。
- 背筋を伸ばして書く
- 椅子と体、体と机の間をこぶし1つ分空ける
- 足を床につける
- 目から机まで30cmくらい空ける
- 左ひじは机の上に置かない(右利きの場合)
基礎を学ぶ
文字をきれいに書きたいと考えている時には、まずは基礎を学ぶことが大切です。基礎を学ぶことにより、文字のバランスや字形の整えかたがわかってくるのです。
文字を書く前に、まずは直線や曲線といった基本線の練習をすると、スムーズにペンを動かせるようになります。詳しい基本線の練習は、小筆や筆ペンでも同じです。詳しくは下記の記事を参照に基本線を練習してみてください。
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基本線の練習を重ねたら、市販のテキストなどを購入して、練習方法を学ぶことが出来ます。かかる費用もテキスト代だけで済むため、お手軽に始められます。
しかし、わからないことがあったり、上達するまでに時間がかかる可能性が高く、途中で挫折してしまう方もいます。
すでにテキストは家にあるけど、最初の数ページで終わってしまった…という方も多いのではないでしょうか?
また、通信教育のペン字講座を受講する方法もあります。市販のテキストよりは高くなりますが、添削を受けられるため、自分が直すべき箇所を教えてもらえます。
こちらも市販のテキスト同様、強い意志を持って続けないと、途中で挫折…なんてことになる可能性があります。
最短で文字をうまく書くには、書道教室やペン字教室に通う方法です。書道教室に通うことで、文字を書く基本や上達するコツを学ぶことが出来ます。
書道教室のメリット
書道教室に通うメリットは、講師から直接指導を受けることが出来ることです。
書道の初心者でもわかりやすいように、筆やペンの持ち方などを教わることが出来ますし、きれいな文字が書けるように、適切なアドバイスや練習方法を教えてもらうことが出来ます。
文字の基本となる、「とめ」や「はね」、そして「はらい」などを学ぶことで、読みやすくきれいな文字が書けるようになるのです。
また、書道を習うことで集中力を養うことが出来たり、静かに文字と向き合うことで、リラックス効果を得ることも出来ます。
書道教室に通うことは、文字がきれいになるだけではなく、様々な効果を期待することも可能なのです。
書道教室の選び方
書道教室を選ぶ時に大切なのは、講師との相性です。長期的に通うことも考えられるため、実際に講師と話した時の雰囲気や、教えかたなどをチェックしておくと選びやすいでしょう。
また、少人数の教室が良いのか、それとも大人数の教室が良いのか、女性限定や夜間コースがあるかなど、自分の希望に合った場所を探すことが必要です。
書道教室を探している時には、どんな教室が自分に合っているかどうかを、じっくり考えてから決めることが大切です。
書道教室のなかには、事前に体験入学することが可能なところもあるため、きれいな文字を書くために、どのような練習方法を行っているのかを、事前に体験してから決めることも必要です。
文字をきれいに書くことの大切さ
文字は、人のイメージに大きく関係してきます。きれいな文字を書くことで、真面目で知的なイメージを与えることも出来るのです。特に、履歴書に記入する時は、文字がきれいだと面接官の印象が良くなる可能性があります。文字をきれいにするということは、様々な面で影響を与えることが出来るのです。
まとめ
いかがでしたか? きれいな文字が書けるようになりたい!と思った時、自分に合った方法を見つけることができたでしょうか?
名古屋市、日進市の書道教室『田中書道学院』では、きれいな字が書けるようになりたい、という目標でご入会される初心者の方が多く受講されています。
どの方法があっているかわからなく悩んでいる方、ぜひ一度見学にきてみませんか?